私の在処

漫画とかアニメとか、たまにスポーツのこととかについての日記(多分)
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ネコソギラジカル(下)

ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い
ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い
西尾 維新

お薦め度8 満足度7

というわけで、9冊+零崎1冊読み終えました。

某世界最大級イベントやら、ネジの外れたような創作意欲やら、某PSカードボードゲームやらに邪魔されたせいで、
結構時間かかってしまいました。

 読み終えた感想としては好みではなかった。終わり。

 この作者の非凡な天才っぷり(重複表現)には平伏せざるを得ない部分は確かにあるんですけど、なんというか、突き抜けた部分がなかったという印象ですね。
 この辺は、話の捉え方の問題なんでしょう。私という人間の感受性の問題もあるかもしれません。

 ただ実感を述べるならば、あらゆる意味で物足りなかったなぁ、と。

 結局、「僕」こと「戯言遣い」の話に終始したわけですが、その掘り下げは第2作「クビシメロマンチスト」の深度で完全に止められた感があります。
 その後は単なる繰り返しとしてはあまりに長く、あまりに退屈であったと言わざるを得ません。
 費やした時間は「ひぐらしのなく頃に」の恐らく半分くらいでしょうけど、体感時間は倍を超えてます。

 まぁ、比べる相手が悪いのだと思いますが。

 私の感覚で言えば、「AIR」より遙かにお話のない物語でした。
 うそーーん、て感じです。

 ネーミングセンスとかも勘弁してくれ、という感じだし。
 語感と字面を重視する方の私としては、例えギャグでも受け入れがたいものがあります。江本智恵が気に入ったのも回文になってるだけで字面が普通だったというのは大きいと思います。
 でも、これを素直に楽しめる人は一杯いるだろう、というのもわかりますし、素直に羨ましいと思います。

 最近自覚してきたのですけど、私は、結構、大したことのない話が好きなのだな、ということです。
 理解力のないせいかもしれませんが、直接的な叙情、叙景が心に染みて心地よい。

 米澤穂信さんの「夏季限定トロピカルパフェ事件」とか。表面的な理論的には凄いところはない、と言っていいような作品なのですが、

 あの読後に漂う切なさは物凄い。
 私はああいう作品が好きなんです。はい。
 (ちなみに「夏季」はお薦め度8、満足度10です。

 でも、なんだかんだ言いましたが、
 読んでよかったです。

 反面教師にして、地味なたわいもない小説を書こうという意欲がふつふつと湧いてきましたから。けけけけ。


というわけで貸してくださったさぱらさん、マジでありがとうございます。
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